恋想戯曲 ♥ Le rêve du papillon

今にして思えば、それは聴覚障害のせいでうまくしゃべることができないという意味だったんだと思う。

そしてメールはこんな一文で締めくくられていた。

『俺は障害があるし、その意味では健常者のヒトに比べれば劣っているのかもしれないけど、でもアゲハちゃんのことを好きだという気持ちだけはゼッタイ誰にも負けてない。

だから、もしこんな俺でもよかったら、今までみたいにメールを続けさせてほしいし、そう遠くないいつか、今度こそ、胸を張ってキミに会いに行きたいと思ってる』

今のメールを読み終えたとき、あたしのココロはまちがいなく震えてた。