恋想戯曲 ♥ Le rêve du papillon

なんでも、あたしと会う日に着る用にと、青山の行きつけの服屋さんで購入したとのことで、そのことから彼もあたしと会うのと楽しみにしてくれているのが分かる。

そして、それから数日後の朝のこと―――

カレンダーの昨日の日付けに×印をつけ、大きなハートで囲まれた今日の日付をニヤニヤしながら見つめているあたしがいた。

念入りに朝シャンしたあたしは、一応用意した勝負下着のうえに私服を着た。

本当なら全国の制服マニア垂涎の聖女の制服を着れば、それこそ史上最強クラスの勝負服になるはずだったんだけど、アゲハというオンナを女子大生という設定にしている以上、高校の制服を着ていくことはできない。