恋想戯曲 ♥ Le rêve du papillon

母さんのいない自宅マンションに駆け込んだあたしは、歩きながら聖女の制服を脱ぎ、下着を脱ぎ、そして靴下を脱いで浴室に入った。

そして強めの水圧のシャワーで、真田さんの魔のくるぶしに汚されそうになった太い足を念入りに洗うと、廊下に転々と脱ぎ散らかした下着や制服をまたぎながら、バスタオル一枚のカッコで冷蔵庫へと直行。

プシュっと缶コーラを開けると、腰に手をあてて、グビグビとものすごい勢いで飲む。

そして「ぷはーっ」と、ひといき。

「サッパリしたァーっ♪ おしっ、気分一新ガンバるぞ、おーっ!!」

このとき、あたしは真田さんの誘いには乗らないことをココロに決めた。