私は咄嗟に二階の窓から飛び降り永倉のもとへ走る。






そして抜き身を持った力士の顔面に一蹴り。




「ぐあっ!!」





力士はそう言うとばたんと倒れてしまった。



「おぉ、凛ありがと。助かったよ。」






「私も加勢する。」






それだけ言うと次々に突進してくる力士を殴ったり蹴ったりして気絶させる。




















「凛さんそっちは終わりました?」





暫くして沖田がこちらにやってくる。




「あぁ、終わった。」




「そうですか。こちらは死人や怪我人はいなさそうですね。」