「じゃあ行って来ます。」




大阪に行く日の朝






沖田はそう言って近藤・土方に別れを告げる





「あぁ、気ィつけろよ。」




土方は煙管を吸いながら返事をする。




「気をつけてな。凛くんも。」




近藤はそう言って私の頭をそっと撫でる。





「はい。」






それだけ返事をすると沖田の横に並び歩き始めた。