「凛さん。」



縁側で日向ぼっこをしていると沖田が声を掛けてきた。





「何ですか?隊長。」






「あはは、総司でいいのに・・・。土方さんと近藤さんが呼んでますよ。」







「分かりました。」





私はそれだけ言うと立ち上がり局長室に足を運んだ。







「局長、凛です。」





「あぁ、入ってくれ。」





その声を合図に私はすっと襖を開け中に入る。






「まぁ、そこに座ってくれ。」





「はい。」






言われた場所にそっと腰を下ろすと前にいる近藤と土方に視線を移す。






「一体どうしたんですか?」