「おぉ、近藤氏。思ったよりも任務が早く終わって早く帰ってくることができた。」




芹沢はそう言うと大きな鉄扇で自分の肩を軽く叩いている。





すると芹沢と目が合った。





「む?そこの女名をなんと申す。」





「芹沢さんこいつは・・・」



土方が何か言おうとすると




「わしは女に聞いておるのだ。」




と芹沢にはねつけられてしまった。






私は一歩前へ出て




「先日、ここで採用していただきました山内凛と申します。芹沢局長以後よろしくお願い致します。」






そう言って頭を深く下げる。