紅い月

「副長っ!!」





やっとの思いで、新撰組の仲間のもとについた。





「山崎っ!山内!」






自分たちのもとに土方が駆け寄る。






「山内!?」





山崎の背でぐったりと青い顔で眠ってる凛、傍目から見ればまるで死んでいる様だ。





「腕を斬り落とされました。止血をして血は止まりましたが・・・」







山崎の言葉を聞き、土方の顔も青くなる。







「大阪城に一旦退却する!!怪我人で動けないものには手を貸せ!!行くぞ!」







土方はそう言うと自分も怪我を負っている一人の隊士を背負い走り出す。











こうして鳥羽・伏見の戦いは旧幕府軍の敗退に終わった。