紅い月

「そうか…身体の方は?」

「心配ありません。」


凛がそう言うと土方は少し安心したように「そうか」とだけ言ってそれっきり喋らなくなってしまった。


「私の処分は…」


先に言葉を発したのは凛だった。


「処分……切腹と言いてぇとこだがお前は近藤さんの養女となっているから切腹ではない。ただし……」


次の瞬間、『ゴンッ』と鈍い音がすると凛は頭を押さえて蹲っていた。