「なんぜよっ!!おまん、ずっとこのまま一人でいいんか!?」






「私はっ!!私は・・・」







凛はそこまで言うと下を向き、言葉を詰まらせる。






その時、凛の脳裏を掠めたのは新撰組で過ごした暖かい時間。そして山崎の顔。






「・・・回り始めた歯車は私の力では止められない・・・。」









意味深な言葉を残し凛は部屋を出て行った。