「こほっこほ・・・ひゅっ・・・はぁ・・・はぁ・・・」






最近、凛の体調が血こそ吐かないものの徐々に悪化の道を辿っている。






最近では夜に咳が出て眠れず食欲もない。






「凛さん、お水飲めますか?」







松本も眠いであろうそれでも凛の傍を離れない。







「松本先生、私は大丈夫ですので先におやすみください。」







「いえ、私は大丈夫です。こうしてあなたの面倒を見るのが私の役目なのですから。」






松本はいつもこう言っては優しく微笑む。