「誰だっ!」








襖に眼を向け外にいるであろう者に問う。








私の声を聞くとそっと襖が開き中に入ってきたのは黒ずくめの服をきた一人の男だった。








「起きたんか。副長がお呼びや着いて来い。」






男はそう言ってスタスタと歩いて行ってしまった。

































これがコイツとの出会いだった。