「でやぁぁぁぁあっっ!!!!!」





浪士との斬り合いが始まったようだ。




新撰組はたったの四人、それに比べ浪士は十人以上。分が悪い・・・。





その時、一人の隊士が背後にいる浪士に斬りかかられそうになっているのが目に入った。





キンッ・・・・






気がついたら身体が勝手に動き、その隊士を助けていた。




「助太刀するっ!!相手の気配を見失うな!!」





凛はそう言うともう一方の手で刀を抜き、次々に相手を斬っていく。