一方の凛はと言うとあの後、さっさと寺田屋の戻り今はまた布団に横になっている。




動きすぎたか・・・



コホコホと咳が出る度胸が痛い。





「おい、凛大丈夫か?」




心配そうに凛を見つめる依岬



「あぁ、大丈夫だ。」




無理矢理身体を起こしそんな言葉を並べる。




ここも早いところ出なくては・・・・これ以上は危険だ。いつ血を吐くかわからない・・・。




今夜にでも此処を出よう。





そう決意したのに夕方辺りになると熱が出てきてしまい出るに出られなくなってしまった。




心配そうに依岬やら龍馬やらが交代に凛を看病して目を放すことがない。






仕方ない・・・。