「・・・でも、どうして・・・?」




取り敢えず近藤の部屋に集まりどうするかを考える事にした。





「・・・松原の事、気にしてました。それに自分の病が周りの皆に移らないかも心配してました・・・。」





「そんな事を・・・」





凛・・・・どこ行ったんや・・・?





「申し訳ありません・・・、凛の世話をしていたのに凛の心情にも気づけず・・・」






畳に頭が付くほど頭を上げる。





自分が許せない・・・。凛に微かながらも想いを寄せ、誰よりも多く凛の傍にいたのに、何も気づけなかった・・・そんな自分が憎いとさえ思う。





「山崎、頭を上げろ。今、そんな事してる暇があるんだったらアイツをとっとと探して連れ戻して来い。」





「トシっ!まさか凛くんに切腹を・・・・」