「女だと思って手加減してりゃあ付け上がりやがって!!」




「ふっ・・・奇遇だな?私もそろそろこんなお遊び飽きていたんだ。今すぐ殺してやる。」




凛は鼻でふんと嘲笑うと二本の刀を抜いた。




「おい、依岬アイツ・・・・」




「凛は二刀流なんですよ。」




「二刀流だと?」




「えぇ、それも滅茶苦茶強いね」




依岬の言葉に中岡は目を皿の様にした。




あの細身で大人しい凛が・・・・




「ぎゃあぁああああああっ!!!うっ腕がぁ!!」





「ふん、口ほどにもない。」