「一体何なんだ!!」




「ん?お前、全然外に出てないだろう。ちったぁ散歩でもして太陽に当たれ!」




中岡はそう言うとがははと笑う。





「お前龍馬と同じ藩出身なのに喋り方はまるで違うんだな。」



仕方なく中岡の隣を歩く。



「ん?あぁ、色々な村とか藩を転々としている内にこうなったんだ。」





そんなものなのか・・・




「あれ?凛、」




「龍馬、依岬。当分帰ってこないと思っていたが早かったな。」



「あぁ、何でお前こんな所にいんだ?」





「中岡に連れてこられたんだ・・・・。」



依岬にそう言うと大笑いされた。




「あははは、中岡さんこの凛を連れ出しちゃうとは・・・」