「・・・ぜよ・・・」



「・・・だな」




誰かの声が聞え、目を開ける。




「おっ、起きたか?」




目を開けるとすぐ側に依岬が居た。




「リョーマさん、凛起きたよ。」



「おぉ、よかった。死んだように眠り続けるから心配しとったんぜよ。」




依岬に呼ばれると才谷が隣の部屋から出てきた。




「誰だ・・・?」




凛は隣の部屋を睨みつける。




「ん?あぁ、慎さんこっちに来てください。」





私の問いに依岬はすぐに気付き隣の部屋から誰かを呼ぶ。