紅い月

私がそう言った時外で人の気配を感じた。






「誰か外にいる・・・。」








私がそう言うと土方が立ち上がり襖を開ける。








「はぁーーーー、左之助・・・新八それに平助・・・お前ら・・・」







土方は大きなため息をつく。




「あはははは・・・・なんでばれちゃったんだろう・・・。ねぇ?八っつぁん・・・」







「さぁ?結構、気配消してたんだけどな・・・。」







「平助に新八さん、気付いたのは凛さんですよ。」






沖田さんは私の方をみる。








すると三つの視線が私に注目する。