紅い月

「ん?」



いきなり後ろを振り返った凛。



「何やねん?」



「嫌・・・何か聞えた気がしただけだ。」




「さよか。」





凛はそう言うとまたゆっくりと歩き始める。




「・・・凛さん・・・・」





門の所には沖田が立っていた。




周りにパラパラと一番隊の隊士がいると言うことはきっと見廻りを終えて帰ってきたところだろう。




「あぁ!!凛じゃねぇ~か!!」




沖田より先に飛び出して来たのは壱だった。




「久し振りだなぁ!!」



そう言ってバシッと凛の背を叩く。




「ごほっ・・・あぁ、そうだな。」