「なぁ、知ってるか?新しい隊長は伍長だった松原になるらしいぞ?」



「マジかよ・・・。アイツ幹部に媚売って隊長にして貰ったんじゃねぇか?山内隊長とも仲いいしよ。」




この日、新撰組内部は荒れていた。いや・・・主に四番隊の一部が・・・・




凛は遂に隊長を降りた。身体は痩せ、歩くのもやっとの状態にまで悪化した。



そこで凛は隊長を降り伍長だった松原を隊長に推薦したところ近藤はそれを快く受け入れてくれたのだ。




「えぇーみんな知っていると思うが山内くんが色々な事情で隊長を辞めることになり新しい隊長は今まで伍長として頑張ってくれていた松原君になった。」




近藤はそう言って四番隊の前に松原を呼ぶ。




「えっと・・・山内隊長のようには行かないかも知れませんが精一杯頑張ります!!」




「そういう事だからみんなもちゃんと協力するように!以上だ。隊務に戻ってくれ。」





近藤の言葉にそこに居たものはバラバラと色々に散り始めた。