「なぁ?トシ、凛くんの部屋はどこにしようか?何せ凛くんは女の子だからな。他の隊士がいる大部屋は・・・なぁ?」









近藤はそう言いながら唸っている。








私の入隊が決まった後土方に局長室に来いといわれ、どこに配属するかなど色々と決めなければいけない事を三人で話し合い始めてもう早一刻(約二時間)。








「あの、局長私はどこでも構いませんが・・・・。」








「いやっ!!いかんっ何か間違いが起きてからでは遅いから部屋は絶対に別にする。」








近藤はそう言って頑なに私が大部屋に入る事を拒む。







「はぁ、このまま山崎と一緒でいいんじゃないか?あいつはあまり部屋に帰ってこねぇだろうし。なにより安全だ。」








土方はそう言いながら煙管を口にくわえる。