紅い月

「体調はいかがですか?」



沖田はそう言いながら布団の横に腰を下ろす。



凛もそれを見てゆっくりと布団に横たえていた身体を起こす。



「平気です。それより沖田さん、どうしました?」




いきなりの沖田の訪問に疑問をもつ凛。



沖田はよく原田や藤堂、永倉などとよく凛の部屋に訪れることはあるが沖田一人と言うのは初めてである。



「いえ、少し凛さんのことが気になりまして・・・ね?」




沖田はそう言って意味深な笑み溢す。




「そうで・・・ごほっごほっ・・・」





咳をする凛の背を沖田は優しく摩る。



暫くしてやっと凛が落ち着きを取り戻した。



「もう、大丈夫だ。沖田さんもう此処には来ないほうがいい。あなたにまで病が移る。」



凛はそう言って未だ背を摩り続ける沖田の手を退ける。



「何故です?私は貴方から移るならどんな病でも関係ない。私は貴方が好きです。だから・・・」






沖田からいきなり告白をされ動揺を見せる凛。