バシンッ・・・





なかなか決着がつかない。






両者とも体力に限界が来ていた。







土方も(恐らく次の一撃で勝負がつくだろう・・・)と感じていた。







「はぁはぁ・・・次で最後だ。」






「あぁ、絶対に負けぬ。」







私たちはそう言うとまた走り出した。








バシンッ・・・・







鈍い音が道場内んに響いた。





「ど・・・どっちが勝ったんだ?」






平隊士たちはそう言って目を泳がせる。