紅い月

「言うねぇ~俺、絶対凛と総司の隊の隊士にだけはなりたくねぇな・・・・。命が何個あってもたりねぇ・・・。」




「私がどうしたんです?」




永倉の言葉の後にひょっこりと沖田が何処からともなく現れた。



「うわっ・・・総司、お前一体どっから出てきたんだよ・・・」




「酷いなぁ、人を沸いてくる虫みたいに・・・・」



沖田はそう言ってぶすっとする。



「いいから早く座れ。」




いつの間にか食堂に付いていた。



「おぉ~今日は焼き魚があるじゃねぇかっ!!」




原田は早速飯を口に頬張っている。




「よく食うな・・・。」



凛はそんな原田を横目に箸を動かす。




「あれ?凛さん、食欲ないんですか?」




一行に減らない凛の器を見て沖田が心配そうに言う。




「大丈夫だ・・。原田、食っていいぞ。」




凛はそう言って残りを原田に渡すと食堂を出て行った。