「ん・・・。」



目が覚めると目の前に土方と沖田の姿があった。




「あっ、凛さん。目が覚めましたか?」



「・・・沖田さん?それに副長・・・。」



何でここに二人がいるんだ?



「山崎さんに頼まれたんですよ。」



沖田が凛の心を読んだようにそういった。



「山崎が・・・。でも何で副長までいらっしゃるのですか?」



「総司に連れて来られたんだよ。」




土方は機嫌悪く言う。



そんな土方を見て沖田がくすっと笑う。



「土方さんてば、素直に心配だったって言えばいいのに・・・。」




ボソッと沖田がそう言うと



うるせぇっ!!



と言って土方は沖田の頭をバシッと叩いた。