するとそこにいた全員がにやりと笑い犬をこちらに近づけ様と近寄ってくる。




「なっ・・・」




「まぁまぁ、山内抱っこしてみろよ。」




原田・永倉はそう言って犬を近づける。




「やめろ・・・」




「いいじゃないですか。凛さん。可愛いですよ。」





ガシッ




沖田・土方には動けない様に身体を押さえられる。




「や・・・やめろ・・・」




「「「「いいじゃないか」」」」




「やめろーーーーーーっ!!」






その日、屯所中にその凛の悲痛な叫びが響き渡った。