紅い月

夜、食事を終えた後、凛は庭で一人素振りをしていた。




ビュンッビュンッ





刀の風を切る音が聞える。





「ふぅ・・・・今日はこれくらいにして置こう。」





凛はそう言うと手に持っていた刀を鞘に収める。




その瞬間っ!!





「ぐっ・・・・」





思いっきり背中を何かで殴られ前に膝を着いてしゃがんだ。





「だっ・・・誰だ・・・・。」



霞む視界で何とか相手の顔を見ようと必死に目を開ける。








けれどもう一度背中を殴られ気を失った。