「みな、今日は存分に呑んでくれっ！！」






近藤がそう言うとみんな一気にドンちゃん騒ぎを始めた。






「芹沢さん、どうぞ。」





「おぉ、近藤氏すまんな。」




芹沢は既に顔を真っ赤にしている。





「芹沢さん、どうぞ。」




「おぉ・・・土方・・・お主がわしに酒を注ぐとは・・・明日は槍でも降るのか？」





そんな冗談をいい、存分に宴会を楽しんでいるようだ。





「凛さん、楽しんでいますか？」






「沖田隊長。えぇ・・・まぁ・・・」





「ふふ、あなたはこの様な騒がしいところは苦手の様ですね。」






沖田はそう言って笑ったと思うと急に真剣な顔になり





「もうそろそろかも知れないので気を緩ませないようにして下さいね。」



と言った。