紅い月

「山内?一体なんの話だ?」





暮れ六つ、新見は言われた通り凛が言った店に来た。





土方・永倉・沖田は隣の部屋にそして山崎は丁度凛たちの居る部屋の真上に控えている。






「実は、最近新見先生が屯所でも肩身が狭そうに見えまして心配をしていたんです。」





凛はそう言って少し眉を下げる。





「あぁ・・・近藤や土方が最近は権限を握っているようでな。それに芹沢先生も最近は大人しく・・・つまらない。」




「新見先生・・・」





「だが、一昨日酒を浴びるほど飲んで憂さを晴らしたからな。勿論新撰組の金でな・・・勘定方を軽く脅したらすぐに出したよ。」






取れた・・・・。





凛はニッと少し笑い、新見に酒を勧めた。





半時程新見の酒に付き合い暫くをして