御所の前に着くと門前では武装をした男たちが立っていた。





「何者だっ!名を申せっ!!」








男たちは私たちを見て槍を突きつける。








「壬生浪士組一同でござる。松平 容保様から御所内の御花畑を守る様にとの命を受けたので中に入れて頂きたい。」






近藤局長は声を張り上げ全員に聞えるように説明をする。









「駄目だ駄目だ。その様な者が居ると上から聞いておらん。ここを通すことはできんっ!!お引取り願おう。」








男は近藤局長を見据えそういった。








「何故っ!!我々は上から・・・」






「近藤、退きな。」