「ハァハァ・・・」







もうどれ位走ったのだろう・・・。






足の裏は小石を踏み傷だらけになっていた。







斬りつけられた肩からは真紅の血が溢れ肩を抑えている手は紅く染まっている。











「ぐっ・・・ハァハァ・・・」







ダメだ・・・目が・・・かす・・・む・・・。









私の意識はそこで途切れた・・・。