小さな約束



「いーい?負けたら罰ゲームで、好きな人いるかどうか言うんだよ!!」




「おぅ」


「わかった!」




俺達は病室に戻り、ババ抜きで負けた時の罰ゲームを利用して、健一の好きな人を聞き出すことにした。




「んじゃ配るよ」




「おぅ」




葉奈はちらちらと健一の顔を見ている。




好きな人ってそんなに気になるものなのか??と疑問に思った。






10分後…。




1抜け→俺、2抜け→光流


「こっち?それともこっち??」




「さぁな」




葉奈と健一の二人の戦いとなっていた。




健一がババを持っていて、葉奈は残り1枚となっていた。




「こっちだ!!」




葉奈が健一の手からカードを引き抜いた。




「…やったぁ!勝ったぁ!!」




「まじかよ〜」




健一が手もとに残ったババのカードを放り投げると、俺の目の前に落ちた。




光流と葉奈が嬉しそうに健一につめよった。




「ねぇ!好きな人いるの!?」