小さな約束



「「は??」」




俺達が後ろを振り返ると、満面の笑みを浮かべた光流が立っていた。




「ひ…光流ちゃん…」




葉奈の笑顔は少し引きつっていた。




光流は目をキラキラさせて言った。




「話しは全部聞かせてもらったよ!!


葉奈ちゃん!


そういう時はこんなむさくるしい男に頼むんじゃなくて、あたしに頼まなきゃ!」




「いや、だって竜ちゃんの方が恋愛偏差値高そう…」




「え?何て??」




「いや!何も!!」




葉奈はサッっと目をそらした。




まぁ葉奈の気持ちもわからなくもない。




実際俺は恋愛偏差値高いし。


あ、俺モテるからね。




光流より健一のことはよく知っている。




「じゃ…じゃあお願いします」




「任せて!!」




光流は自信満々に胸を叩いた。




大丈夫なのだろうか…。




俺はなんだか不安になった。