小さな約束



「お姉ちゃんなんて大嫌い。


あたしはお姉ちゃんがバスケできなくて悲しんでるって聞いて…心配して来たのに…」




芽依のコーラを持つ手は震えていた。




「あたしだってお姉ちゃんと一緒に練習できなくて悲しいよ?


あたしもバスケ好きだから、できなくてつらい気持ちはわかるよ。


でも…あたしが悲しい顔してたら、お姉ちゃん悲しくなるって思って…


だから笑ってたのに…」




「芽依…」




「バカみたいに笑うなって…顔も見たくないって…帰れって…ひどいよ…」




芽依は必死に涙をこらえていた。




俺は芽依の頭を優しく撫でた。