小さな約束



「うん!すごく楽しいよ!」




光流はにこにこしながら言った。




「あたしがあのチームの中で一番スリーポイントシュート上手いんだよ!


今日も試合で…」




そう言った瞬間、光流は黙りこんだ。




「光流ちゃん??」




葉奈が不安そうな顔をして光流の目を覗きこんだ。




「…あたし…本当にケガしたんだ…。1か月間バスケできないんだ…」




光流は少し信じられない様子で、自分の包帯がまかれた右手を見た。




「何言ってんだよ。
1か月なんてすぐじゃねーか。それにお前が悪いのは内臓だろ?」




「そうだけど…バスケがない生活なんて…」




光流はうつむいてしまった。