小さな約束



「ねぇ光流ちゃん。どうして入院したの??事故?」



えっスルー!?まさかのスルー!?




光流も少し驚きながら答えた。




「あたし?あたしはバスケの試合行こうとしたら車に引かれてさ…。


頭打って、腕ひねって、もともと内臓悪かったらしくて、手術のため1か月入院…って感じ」




「へぇ〜そうなんだ」




確かに右手と頭に包帯が何重にもまかれている。




「ねぇねぇバスケって楽しい??」




葉奈は目をきらきらさせながら聞いた。




俺達にとって、バスケはとても遠いものだ。




ここにいる限り一生できない。




だからバスケをしている光流は、なんだかすごい人だ。