素顔の先輩と甘い休息

「俺のことは、留羽って気軽に呼んで。俺は…“翠央ちゃん”でいい?」


この人……
もしかして、めちゃくちゃ立ち直り早い…?


「あの…、さすがに呼び捨ては出来ないので…留羽先輩って呼びます…。」


私は、まだ今されたキスのことで頭がパニックになってるのに…。


「おい、翠央を困らせるなよ。」


匠先輩は、私を抱きしめたまま離してくれないし…。

どうしよう…。