さてと…… 気乗りしないけど、行くしかないよね…。 鍵を握りしめて、淡く傾きはじめた太陽の光が照らす旧校舎へと入った。 この日課… いつまで続くんだろう…? っていうか、終わりはあるのかな? 休息の部屋の鍵を開けて、中に入ると、窓が開けられているのか、白いレースのカーテンがフワフワ揺れていた。 ん?ベッドで寝てるのって……匠先輩?