はぁ…
翠央に会いたいし、アイツに触れたい…。
時間が流れていくにつれて、どんどんと不満が募っていく。
そして…長い1日もようやく放課後を迎えた。
「おぉっ!匠…。スゲーうなだれてるじゃん。大丈夫か?」
物珍しそうに俺を見る留羽に、またしてもムッとなる。
うなだれるに決まってるじゃねぇか…。
昨日、翠央とキスまで交わして舞い上がってる俺が、今日は翠央に会うことは疎か、声すら聞けないんだからな…。
「匠、ごめんな。翠央ちゃん、連れて来れそうになかった…。かわりに、伝言預かってきた。」
翠央が俺に伝言!?


