「もう一度……匠とやり直せたらな…って思ってるんだけど……虫が良すぎるよね…。匠には、七瀬さんがいるのに……。」 夏海先輩…… まだ匠先輩のこと、すごくすごく好きなんだ…。 さっきから、優しく笑っていても、どこか寂しげだもん……。 私よりも…もっとずっと先輩のことを想ってるんだ…。 それもそっか…。 私が匠先輩のことを知る前から付き合ってたんだもんね…。 「七瀬さん……、あの…」 夏海先輩が何か言おうと口を開いた時…… 扉がガチャッと開き、匠先輩が中に入ってきた。