素顔の先輩と甘い休息


「匠様、夕食の支度が調いましたので、食堂へいらして下さい…。」


“コンコン”とドアをノックした後、外から女性の声が聞こえてきた。


「じゃあ、行こうか。」


私は先輩に連れられて、1階の食堂へと入ると…


す……すごい…。
広い食堂に美味しそうな料理が所狭しと並べられている。


今日は何かのパーティーですか…?
そう思ってしまうくらい私にとっては豪華な料理ばかりだよ…。



「こんばんは。翠央さん…だったかしら?」