えっ… えぇっ!!? な…なんでっ!? 「せっ…先輩!?」 「この足じゃ、歩くと痛ぇだろうから、この方がいいだろ…?」 「わ…私、自分で歩けます…!!ケガだって全然大したことないですから…。」 足をバタつかせながら、必死に降ろしてもらえるように訴えかけるものの、無駄な抵抗…。 「この傷の手当てしてやるよ。俺ん家でな…。」