へ……? じゃあ… まだこの態勢のまま…!? ひゃあ〜!! 今度は心臓がドキドキしてきちゃったよぉ! 「翠央、怖かっただろ?こんな暗い静かな場所…。」 先輩は私の頭を優しく撫でる。 「怖かった…です…。」 閉じ込められたのは初めだし… 暗さ、静けさ、雷…。 私が苦手な要素が不運にも重なっちゃったから余計に怖かったんだよね…。