素顔の先輩と甘い休息

「ひゃぁっ!」


なななっ何!?
今の何っ??


机の方に逸らしていた視線を慌てて先輩に向けると涼しい顔で私を見ていた。


すごく変な声出しちゃった…!
感触のあった首筋を手で押さえてようとすると、その手を匠先輩がガシッと掴む。


瞬く間に近付いてきた先輩は首筋に顔を近付けると、そのままの態勢で私を見上げた。



「嬉しくねぇの?」