「「「――ヤベエよ時間っっ……!!」」」
揃って叫んだそれを合図に、俺たちは即行、救護テントから飛び出した。
「つーか三樹本先輩、着替えはっっ!?」
「あああそんなんまだ自分の席に置きっぱなしやああっっ!!」
「じゃあオマエは特に急いで着替えだ三樹本!! 早乙女は他の団員と小道具の準備!! C組生徒全体への最終確認は俺が面倒みとく!! そんでもって各自入場門へ直行すること!! 大至急だ、いいな!!」
「「イエッサー!!」」
そして、そのまま3手に分かれて慌しく準備を済ませ、何とか開始時間には間に合わせることが出来たものの……始まる前から、既にグッタリ。
―――それでも恙なくベストを尽くし、結果、応援合戦の一般投票を1位で乗り切った俺たちを……誰か褒めてくれないものだろうか。

