秘密な契約と掟破りな愛


ガキ扱いしてる訳じゃないけど……連絡一つもないんだから心配するの当たり前じゃない。



「ん?何かしら?」



ソファへ掛けているジャケットからスルッと黒い何かがソファへと落ちた。



私はソファへ近付きそれが何かを背もたれからパッと覗く。



「………?!」



な、な、何これ?!


何でこんな物が…?!


背筋が一気に凍り付く。


私が見た物は…。


真っ黒に黒光りをした銃だった…。