秘密な契約と掟破りな愛


すぐってどれぐらいだろう…。ってか…本当に仕事なの?もしかしたら…女からの呼び出しかもしれないわよね?



まあ…彼に限ってそれはないと思うけど。男は何を考えてるのかわからない生き物だもの…。実際の所は誰にもわからないわよね…。



男が仕事に行ってから2時間が過ぎ様としていた。ソファへ寝転んでいると瞼が重たくなり始める。



「…寝ちゃダメ……」



今にも閉じてしまいそうな瞼を手で擦りテレビに目を向けるも、視界が段々とぼやけて薄れて行く……。