「何だそれ。変わった取り引きだな」 「私、本気よ?あなたも当分の間は遊べないんだから同じ立場でしょ?悪い話しではないと思うけど…」 「…まあ確かにな。一時の事か……なら、そうしてもらおうか」 「じゃあ、決まりね。契約成立」 男は何やら考えながらも、渋々頷いた。これで、当分の間はあなたと私の関係は続けられるのね。 取り引きなんて…ズルい事だってわかってる。だけど私は、プライドなんてどうでもいい程…あなたに欲情してるみたい。