「例の人から朱里の携帯から連絡来た時はびっくりしたんだから…」 やっぱり…。慎矢さんがここまで連れて来てくれて連絡してくれたのね…。 せっかく会えたんだから…もっと一緒に居たかったな…。肝心な時に意識無くしてしまうなんて…ついてない。 「…そうなの。来てくれてありがとう」 「腕…痛くない?銃弾掠ったみたいだよ」 「そうだったの。今は薬が効いていて、痛くないわ。大丈夫」 もう私……慎矢さんに会いたい……。